大型バルブのメンテナンス

今までもご紹介してきました通り、バルブ・弁はサイズや用途によって新品交換よりもメンテナンスのほうが効率的であるというケースは多く存在します。その一つが大型弁です。大型弁そのものの価格が高いということに合わせて、輸送に関するコストなどを踏まえると、近場の工場でメンテナンスをする方がメリットが多いというのが実情です。

サカエ工機では、今までに600Aのバルブのメンテナンス実績がございます。大型弁をお持ちの事業所様は、今後の運用計画の一つにメンテナンスという手法もご検討いただけますとよろしいかと存じます。

特別な作業はないがサイズが大きい分進め方は大きく異なる

サイズが大きいからと言って、特別な工程が用いられるということは特段ありません。通常のバルブメンテナンスと同様の方法を用いてメンテナンスは進められます。しかし、大きいために人手でできた移動などは相応の治具や設備を用いなければできません。それに伴い、大型弁の場合は相応の技術力・設備が必要とされるというのが実際です。

余裕をもってのご相談をお願いします

サイズが大きければ取り扱いや各工程における工数も大きくかかってまいります。先日、対応をさせていただきました600Aのバルブの場合、取り外し、整備、メンテナンス、発送に5日間を要しました。

定期修繕などの大型工事の一環として、大型弁のメンテナンスも発生することが予想されます。相応に工程の調整が必要かと思われますので、どのタイミングで取り外し、取り付け、試運転ができるかご相談の上実施してまいります。

最後に

大型弁もしっかりと対応できる、それがサカエ工機の強みです。

冒頭お話しした通り、大型弁となるとメンテナンスのほうが効率的であるというケースが多くあります。今まで交換整備が主であった事業所様においては、一度メンテナンスの可能性を検討いただくことをお勧めします。サカエ工機では、概算のお見積提示から工事のご相談まで柔軟にお受けしています。お気軽にご相談をいただけますと幸いです。