配管の破損補修

ボイラーから延びる蒸気配管に穴があき緊急補修をしたいというご依頼でした。お客様側も工場の運転を長期間に止められない為、できるだけ短い工期を希望されていました。上記の送気配管の破損ということで当社としても珍しい事例でしたが、早急対応が求められましたので、現場へ直行しました。

作業の様子

破損した配管

破損部分(穴が開いています)

肉盛溶接実施後

パッチを当てて完成です

課題の原因

配管肉盛溶接及びパッチ当て補修にて補修を実施しました。本来ならば、配管の部分交換をするなどの対応が必要ですが、ご要望でもあった通りできるだけ停止期間は短くしたいということで、応急処置対応となりました。工場休止時に改めて工事を行い、強度が維持できる補修を行います。

作業担当者より

配管に穴が開くというのは、実はあまり見かけないことです。多くの工場様では、しかるべきタイミングで配管の更新を行いますので、穴が開く前に交換することになります。
今回の場合は、昔からそのまま使っていた配管であったことが、今回の事象の発生要因と言えます。どのような配管でも、長い目で見ていけば必ず劣化します。気を付けて前倒しで工事をする必要委はありませんが、時期が来て工事が必要な時にはしっかりと工事をすることが大切です。