一般弁のメンテナンス

この度、ご用命を頂いたのが一般弁の補修・メンテナンスです。ご依頼をいただいた背景としては、弁から漏洩が発生しており、それの対応が主なきっかけです。実際に現場で確認したところ、確かに多くの液体漏洩が発生しており、早急対応となりました。幸いなことに、交換用の弁がありましたので、当日は弁交換を行い、交換したほうは当社工場へ持ち帰り修理を行いました。

作業の様子

作業前

分解した様子

分解作業後保守実施

機密検査

課題の原因

今回の課題の原因はバルブシートに傷があったことが原因でした。分解をしていく中で、傷がある場所を発見して原因が特定できたことは良かったです。その部分の部品交換と、そのほかの部分の摩耗箇所がないかの確認を行い、最後に気密試験・漏洩試験を実施しお客様に収めました。

作業担当者より

弁に異常が発生した場合は、必ず異常の原因があります。分解検査をするのは、その原因を特定することが大きな目的です。原因が明確になれば、そこの修理により問題も解決することが予想されます。
今回の事例の場合は、バルブシートに傷があったことが大きな要因です。バルブシートは消耗品ですので、定期的に部品交換をすることが望まれます。本件が、更に放置され漏洩する量が増えていくと送水圧の低下にもつながります。できるだけ異常を発生させないような保守メンテをすることが第一。異常が発生してもできるだけ早く発見し、早期対応することが大切です。